CO2は樹木から木製パレットへ。
木材資源は年間の成長量の範囲内で使用する分にはけして、失われることはありません。
木製パレットはプラスチック製・紙製・鋼製パレットなどに比べ製造過程での消費エネルギーも少なく廃棄時の環境負荷も、石油などの資源に比べ少ないのです。
木はパレットになっても二酸化炭素を貯蔵します。森林は放っておくと木の下が暗いため、若木が芽生えても育ちが悪く大木は老木となります。良い状態の木を伐って製品を造り、同じ場所に新しい若木を植えることが重要です。若木は老木に比べ二酸化炭素を大量に吸収するからです。
また、パレット用の木材は計画的に植林されて生産されていますので、森林の保護にも繋がっているのです。
物流新時代は、樹木から変身パレット輸送が主役
1.植林、有効活用
木製パレットは二酸化炭素を吸収成長によって生産された計画植林材を有効活用して作られています。
2.製造工程の環境負荷
科学燃料(石炭・石油)の使用による二酸化炭素排出の増大が環境破壊になっています。
木製パレットはその製造過程で、炭酸ガス放出が最も少ないのです。
3.補修
木製パレットは破損した場合でも、補修して再利用することができます。
4.リサイクル
補修しても使えなくなった木製パレットはチップにして、ダンボール原紙、パーティクルボード等にリサイクルされています。
米国・欧州のパレットの主流は木製パレットの再利用となってきております。